好みの味付けは濃い?薄い? 秋田市でみそ汁の塩分測定会

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 自宅で飲んでいるみそ汁の塩分濃度を測るイベントが18日、秋田市で開かれた。

 塩分を多く含む漬物を好むとされる秋田県民。直接的な因果関係が実証されている訳ではないが、秋田県民の塩分摂取量は全国平均や1日8グラムとする秋田県の推奨値に比べて多い、1日10.6グラム。また、血圧の高さは男性が全国ワースト1位、女性もワースト2位だった。

 まずは食生活を変えて健康について考えてもらおうと、秋田県栄養士会は自宅からみそ汁を持ってきてもらい、塩分濃度を測って栄養指導しようというイベントを開いた。来場者が持ってきたほとんどのみそ汁の塩分濃度は、適正な濃度とされる0.8パーセント未満だったが、8年前の県の調査では、適正値の2倍の1.6パーセント以上の人もいたという。参加した秋田市の女性は「塩分濃度0.57%と標準以下で良かった」と笑顔で答え、別の女性も「今後は野菜たっぷりのみそ汁を作りたい」と語った。

 県栄養士会が勧める減塩のポイントは、昆布や煮干しなどでしっかりとだしをとり、うま味を効かせることで塩分控えめでもおいしいみそ汁を作ること。また、塩分を体の外に出すカリウムを多く含む緑黄色野菜をみそ汁一杯に70グラム以上入れることで、塩分を効率良く相殺することができるという。

 秋田県栄養士会の栗盛寿美子会長は「いろいろなものを上手にバランス良く食べる。味のメリハリが大事で、メインの料理にはしっかりと味付けしたらほかは薄味にするなど食事をトータルで考えることが一番」とアドバイスする。

 塩分測定会は11月19日と22日にも、秋田市の県社会福祉会館で開かれる。