『食を通して元気を!』台風で被災したいわき市の農家の1ヵ月 生き残った苗に希望を込めて<福島県>

カテゴリ:地域

台風19号で全ての畑が水没した福島県いわき市の農家の男性は営農の再開に向け着実に前へ進んでいる。

<11月12日>

台風で倒れた稲を刈っていたのは福島県いわき市の農家・白石長利さん。

台風19号の影響で田んぼが水没し稲刈りが遅れていた。

「大変な事もあったのですけど、大変な事に皆で立ち向かうというか、それをどうにかしようという思いでここまで来たかな」

<台風が過ぎて10日>

夏井川の氾濫で全ての畑が水没しキャベツやブロッコリーなど主力の冬野菜はほぼ全滅。台風は待ち望んでいた収穫の喜びも奪った。

ただ、希望の光も…

2日間浸水したキャベツとブロッコリーの苗。

一部は枯れ、泥も付いていますが逆境に負けず生きていた。

農家・白石長利さん:「苗を見てダメと思う人がいるかもしれないけど、自分は諦めたくはない。希望の苗達もあるので、後はこいつらがちゃんとキャベツになるかどうか」

<台風から1カ月>

白石さんは被災後初めてキャベツの苗を植えた。

きっと成長すると信じている。

農家・白石長利さん:「野菜に助けられました。農家という立場なので『食』食べ物を通して皆少しでも明るく元気になってくれたらいいなと思っています」

困難を乗り越え踏み出した営農再開の一歩。

白石さんはこれからも前だけを見つめ歩み続ける。