樹齢600年“湯田河の松” 伝統技法で「雪吊り」 みちのく杜の湖畔公園〈宮城〉

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宮城県川崎町のみちのく杜の湖畔公園では、松の枝を雪の重みから守る「雪吊り」の作業が行われました。

記者リポート

「木々の紅葉も進み、日々冷え込みが厳しくなってきていますが、あちらのマツも冬支度です。今、化粧縄を張る作業が行われています」

みちのく杜の湖畔公園にある「湯田河の松」です。

幹の形が、ツルが翼を広げているように見えることから「鶴の松」とも言われています。

11月14日は、雪の重みで枝が折れないよう、放射線状に縄を張る雪吊りの作業が行われました。

「湯田河の松」は、釜房ダムの建設によって水没した川崎町の湯田河温泉にありました。

町が保存を決め、ダム建設中の1968年に国道286号線沿いの高台へ移植された後、2004年にこの公園に再移植されました。

樹齢600年以上と言われる古木ながら、2度の移植に耐えたマツは、今年も冬を迎えます。

古積造園 古積実 専務

「この特徴的な変わった枝ぶりを見てほしい。あとは職人が縄をおよそ100本使って雪吊りをしていますので、日本ならではの職人の技術を見ていただければ」

この「雪吊り」は来年3月下旬まで続けられます。