被災乗り越え“トレーラーハウス”搬入 西日本豪雨などでも活用 仮設住宅として15戸設置へ 長野

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長野市は仮設住宅として、トレーラーハウス15戸を設置します。その搬入がきのう13日、夜から始まりました。提供する長野市の企業も被災しましたが、それを乗り越えて工場を再開させ、被災者のためになればと設置を急いでいます。

昨夜、長野市内の建設予定地に運ばれたのは。仮設住宅として被災者に提供されるカンバーランド製造の「トレーラーハウス」です。

(リポート)

「室内は木材を基調にしたデザインで明るく、広々した印象です」

長さおよそ12メートル、幅3.5メートルで、3人から4人が入れる「1LDKタイプ」です。

移動式のトレーラーハウスは東日本大震災や西日本豪雨など、全国の被災地から要望があり、これまでにおよそ250台を貸し出してきました。

しかし…。

今回の災害で豊野町の工場が被災し、25台が使えなくなりました。

カンバーランド・ジャパン原田英世社長:

「25台分、1億5000万円近くやられた」

この状況を知り、駆けつけたのは、過去の被災地で一緒になった県外のボランティアたちです。

カンバーランド・ジャパン原田英世社長:

「絆という感じですかね。こうやって外から来てくれるのはありがたく助かる」

被災からわずか3週間で工場再開を果たし、仮設住宅として15台を市に貸し出すことに。

きのうは、通行量の少ない夜間に2台を搬入しました。

カンバーランド・ジャパン原田英世社長:

「距離は今までで一番近かったと思うが、(工場が被災し)そういう部分で考えると、遠い道のりだった気がする」

けさからは、本格的な設置作業に。カンバーランドでは、今月26日までに15台を搬入して下水道や電気をつなぎ、29日までの設置完了を目指しています。

カンバーランド・ジャパン原田英世社長:

「これが私たちの仕事だと思っている使命。やっと2世帯分を受け入れることができたので、あと15世帯分を含めて1日も早くお届けしたい」

長野市は、あさって16日から仮設住宅の申し込みの受付を始めます。トレーラーハウスを含め市内4ヵ所に115戸建設中で、今月末までに完成する予定です。受付は16日から22日で、市役所と、柳原、豊野、古里の各支所が窓口です。