大嘗祭 福島県田村市の農家「どんな時も諦めない」原発事故も乗り越え極上のシイタケを出品

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天皇陛下が即位後初めて国民の安寧や五穀豊穣を祈る大嘗祭。

14日は、全国の神社などでも当日祭が行われ福島県からも田村市のシイタケなどが明治神宮に供えられた。

シイタケを栽培する農家 田村市滝根町の箭内幸一さん。

菌を直接植える原木栽培にこだわり、その味は農林水産大臣賞を受賞するなど高い評価を受けている。

箭内幸一さん:「原木シイタケというのは木の栄養がキノコに変わったといわれる。食べてもらうとわかりますが栄養もいいし味もいいしすべてに3拍子揃ったもの」

平成の大嘗祭に続き令和の時代もシイタケを供えることになった箭内さん。

原発事故で福島県内の原木が使えなくなり、山からハウスに栽培場所を移すなどいくつもの困難を乗り越えてきた。

それだけに再び選ばれた喜びはひとしお。

箭内幸一さん:「”辞めない”というのが心の中にあって…福島県で一番になりたい。どんなことがあっても諦めないでやるってことが現在に続いてる。今回も令和になって大嘗祭に参加することができて感激。ありがたいと思っています」

大嘗祭の出品を励みに箭内さんは令和の時代も自慢のシイタケを作り続けていく。

<ほかに福島県からは…>

14日午後6時半から15日未明にかけて行われる「大嘗祭」は皇位継承に伴い行われる一世に一度の重要祭祀。

その中心的な儀式では全国各地の特産物が「大嘗宮」の庭に供えられる。

福島県からは天栄村産のシイタケ、猪苗代町のコメ、福島市のリンゴ、いわき市の梨、相馬市からは干しマガレイが献上されている。

陛下は、神々に新米などを供えて自らも口にし五穀豊穣や国の安寧などを祈られる。