長崎・諫早湾干拓の開門訴訟、国が開門を強制しないよう求めた請求異議訴訟の高裁差し戻し審は来年2月に

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諫早湾の潮受堤防の開放を命じた確定判決の「無効化」をめぐり争われている裁判で、来年2月に、福岡高裁での差し戻し審の第一回口頭弁論が行われることになりました。

この裁判は、2010年に諫早湾の開門を命じた福岡高裁の確定判決に従わない国が、開門を強制しないよう求めた「請求異議訴訟」で、今年9月、最高裁で、福岡高裁に差し戻して審理をやり直す判決が出されています。

諫早湾干拓事業では、漁業者が漁業不振を理由に開門を求めた一方、農業者は、農地に塩害などの恐れがあるとして、開門に反対して裁判を起こし、「開門」と「開門を禁じ

る」両方の司法判断が出され、法廷闘争は長期化しています。

今回の訴訟で福岡高裁は、去年7月に国の訴えを認めていますが、差し戻し審では、去年、判決を言い渡した部とは違う部が審理し、来年2月21日に第一回口頭弁論が開かれます。