福島第一原発事故で発生した“汚染牧草” 南三陸町ですき込み開始 農家が保管 順次処理へ〈宮城〉

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福島第一原発の事故により発生した、放射性物質を含む牧草、いわゆる「汚染牧草」のすき込み処理が宮城県南三陸町で始まりました。

11月8日午後1時すぎ、南三陸町入谷桜沢では細かく裁断された汚染牧草1.4トンが510平方メートルの牧草地にすき込まれました。

南三陸町では、1キロ当たり400ベクレル未満の放射性物質を含む汚染牧草が276.7トン発生し、16軒の農家が一時保管しています。

8日は、このうち1軒の牧草が対象ですき込んだ場所へ牧草の種をまき、放射性物質の移行などを調べることにしています。

南三陸町 千葉啓 農林水産課長

「農家に保管の負担をおかけしている。できればこの3~4年で処理したい」

南三陸町は、残りの汚染牧草についても来年度以降、すき込み処理する方針です。