「2%」めぐる「イートイン脱税」広島でも…

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消費税増税から1か月が過ぎ、いま、浮かび上がっているのが2%の税率を免れるこちら、「イートイン脱税」です。広島での現状を取材しました。

【街の声】

「え、せこい…」

「お得が誰でもいいから仕方ないのかなと…」

「理屈は通じないのでちゃんとやるべきだと思う」

消費税増税から1か月…。いま浮かび上がっているのは「2%」をめぐる問題です…。

【加藤アナ】

「今回の増税でテイクアウトでは消費税が8%、店内で飲食する場合には10%ですが、テイクアウトで購入したにも関わらず店内で飲食をするいわゆるイートイン脱税が今、問題になっています」

広島市南区にあるこちらのパン屋では焼きたてのパンを客が選びレジで会計する際、「持ち帰り」か「店内飲食」かを確認したうえでレジに打ち込んでいるといいます。

しかし…。

【店長】

「うちの店は店内と持ち帰りが比較的わかりやすいからお声かけさせていただいたときに『ああ、そうだったね』と言ってくれたり、比較的若いお母さんも『そうだったそうだった』と…」

増税後、「持ち帰り」と申告しながらもうっかり店内で飲食し「2%」をまぬがれる行為をしてしまう客がいるといいます。

仮に、パン3つとコーヒー1杯を購入した場合のイートインと店内飲食のレシートを比べてみると8%と10%で11円の差が出ました。こちらの店舗では見かけた際に口頭での注意もしているといい、現在までに客との大きなトラブルはないと言いますが、ある心配が頭をよぎっています。

「何回注意してもダメっていうのは、おそらく今後出てくるんじゃないかなと思うので、どこに責任が出てくるのか。いまお店のほうでもどうなるのかなというのがちょっと心配…」全国的に広がりを見せる「イートイン脱税」への対策…。

コンビニ業界では、店内ポスターに加えて申告を促す店内放送の新たな対策に着手しました。

一方、店舗からはある悩みも聞かれます…。

【広島市西区のたこ焼き店では】

「んん~!おいしい!外はカリカリなのに中はトロトロしています」

アツアツの「たこ焼き」や「たこせん」を20種類以上扱い、持ち帰りだけでなく店内で食べることもできます。

そんなこちらの店でも「イートイン脱税」を巡りあるトラブルが…。

「(店には)外国人の方もいらっしゃるが、大半は『何それ?』みたいなことを言われて、結構アジア系の人が結構つっかかってくる方が多いので、もうちょっと国が外国から来た人へのガイドラインを作ってもらうとか、早急に対応してもらいたいというのがある」

消費者に求められる増税への意識…。それぞれの自覚が大切といえそうです。