長崎市の被爆75周年記念事業 共通テーマは「記録として残す」

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来年で被爆から75年を迎えるにあたって長崎市は記念事業を行います。

長崎市内で活動する団体などが寄せた提案から今回、11の事業が選ばれました。

共通テーマは「記録として残す」です。

8日、被爆75周年記念事業に選ばれた提案が発表され、企画を寄せた団体の代表に選定書が手渡されました。

記念事業は被爆70年の2015年に初めて行われ、これまでになかった新しい手法で被爆体験の継承を考える試みも展開されました。

今年は長崎市内を拠点に活動する団体からあわせて21件の応募があり、審査の結果、11の事業が選ばれました。

長崎市 田上 富久 市長 「今回75周年になって「記録として残す」という部分が増えてきているような気がする。やはり70年と75年を受け止める皆さんの気持ちの違いが表れているのでは」

被爆者5団体の1つ、長崎被災協は新たな被爆体験の発信にも取り組みます。

長崎原爆被災者協議会 田中 重光 会長 「被爆者の声紋を爆心地公園に描いてそれをスマートフォンでかざすことで(被爆者の)顔写真や声も出てくる。普段関心がない人たちがこの機会に被爆者の声を一言でも聞いてもらいたい」

長崎民謡舞踊連盟は盆踊り大会を提案し「若い世代」の取り込みを目指します。

長崎民謡舞踊連盟 石橋 輝夫 理事長 「盆踊り自体が平和のための盆踊りですから、若い人たちにも大いに覚えてやってもらいたい」

このほか原爆に関する歌の合唱や折り鶴を折ってもらうアートパフォーマンスなども行われます。