放火と殺人の罪 母親に懲役6年の実刑判決

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2015年、鹿児島市の自宅に火を付け当時6歳の次男を殺害したとして、放火と殺人の罪に問われている女に対し、鹿児島地方裁判所は懲役6年の実刑判決を言い渡しました。

判決を受けたのは鹿児島県曽於市財部町下財部の無職宇都里美被告です。

判決によりますと宇都被告は2015年5月自殺をしようと考え、当時6歳だった次男・康秀君が帰宅していることを認識しながらも鹿児島市緑ヶ丘町の自宅に火をつけ、康秀君を焼死させて殺害しました。

8日の判決公判で鹿児島地裁の岩田光生裁判長は、宇都被告が心神耗弱の状態であったとは言えないとして、宇都被告の責任能力を認めました。

その上で、「帰宅した康秀君を巻き込んでもやむを得ないとした考えは自己中心的で身勝手である」としたものの、犯行は突発的で強い殺意は認められないなどとして、検察側の懲役12年の求刑に対し懲役6年の実刑判決を言い渡しました。

宇都被告の代理人弁護士は、控訴について「宇都被告と相談して決めたい」としています。