鋳物の神様に感謝「ふいご祭り」

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鋳物の神様に感謝し、作業の安全と繁栄を祈る「ふいご祭り」が8日、銅器の町、高岡市で行われました。

「ふいご」とは、炉に風を送る木製の送風機。高岡市の有礒正八幡宮では、神事のあと境内で鋳造式が行われ、高岡銅器の職人が「ふいご」で風を送る昔ながらの方法で炉の温度を高めました。そして、神事で起こしたご神火が炉に移されました。職人たちは、およそ1200度で熱して溶かしたブロンズを、慎重に瓦の型に流し込んでいきました。

高岡銅合金協同組合 道具志朗さん「温度管理、本当に気をつけて今回はうまくいった。私にとっては、いい区切り。仕事も心も装い新たに」

また、式のあと参列者にみかんと餅が配られました。鋳物師がふるまうみかんを食べると昔から風邪を引かないと言われ、訪れた人たちは儀式の余韻にひたりながら無病息災を祈っていました。

訪れた人は「最高!昔のふいごがすばらしかった」「鋳物の町だから、これを機会にさらに発展して欲しい」

8日、鋳造された「青海波文敷瓦」は、来年のふいご祭りで神様に奉納されることになっています。