天神“裏”ビッグバン 福岡市の飲食業界に変化 “南区”で盛り上がりみせる 食の街として独自の発展

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福岡市で進む再開発「天神ビッグバン」。

これになぞらえて福岡市内の飲食業界では天神「裏」ビッグバンと呼ばれる、ある変化が起きているというんです。

さっそく現地を取材しました。

福岡市が進める都市再開発プロジェクト、天神ビッグバン。

天神エリアの老朽化した建物や施設が一新され、2024年に向け、大きく生まれ変わろうとしています。

その一方で、天神や博多といった都市部以外の周りの街にもある変化が起きているといいます。

都市部の発展に負けじと周辺の街でも新たな施設が建設され、にぎわいを生み出すための街づくりが進んでいます。

そんな中、福岡市中央区の六本松などに続いて独自の発展を遂げているという注目エリアが。

福岡市南区。

人口は年々増加しており、現在、福岡市内では東区に続き人口が2番目に多い街。

西鉄電車の高宮・大橋・井尻駅があり、なかでも大橋駅は2019年4月に駅ビルがレイリア大橋としてリニューアル。

これまで以上の大勢の人々でにぎわいを見せています。

その大橋駅の広場で、12年もの間、さまざまなイベントを開催しているまちづくり団体の渡辺さんは、駅ビルのリニューアルだけではなく立ち並ぶ店に変化を感じています。

【一般社団法人マチビト 渡辺さん】

「お店の種類が少しずつ変わってきている」

実は近年、中央区や博多区といった都市部の人気飲食店が、相次いで南区へ進出。

特に西鉄沿線を中心に、ここ1年で30軒以上の飲食店がオープンするなど、南区は飲食業界が注目するエリアになっています。

こちらの店もその一つ。

1年前に高宮通り沿いにオープンした「うどん和尾」です。

長年料理人としての道を歩んできた店長の添田さんが、研究を重ねて完成させた一杯を提供しています。

それが…

【添田さん】

「牛テールうどんです」

牛テールを煮込んでスープを作る、牛テールうどん!

「国産の牛テールを使って」

3年前まで博多区に飲食店を構えていた添田さん。

この一杯で勝負をしたいと、店をたたみ、高宮での再出発を決めました。

「同世代の人たちが出店している」

中には、新たな挑戦の場として南区を選ぶ人も。

大橋駅から徒歩1分の場所にある居酒屋「千じゅ」。

店長の千々松さんは2年前に脱サラし、店をオープンしました。

以前から飲食業界に興味があった千々松さんは、自宅も中央区から南区へ移し、飲食店で修行を重ねたのちに店を構えました。

看板メニューは毎日丁寧に仕込む自家製のつくね。

幅広い年齢層に味わってもらいたいと、肉厚でやわらかく、味付けも豊富な16種類。

千々松さんが研究を重ねた自慢の逸品です。

【千々松さん】

「住みやすくて」

様々な思いを持った人達が発展の原動力になり、南区は食の街として独自の成長を遂げています。