世界初の洋上施設 上五島石油備蓄基地で防災訓練 長崎県新上五島町

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全国的に数少ない上五島の洋上石油備蓄基地で、タンカーが衝突して油が流出したことを想定した防災訓練が行われました。

上五島の石油備蓄基地は、洋上に石油を貯蔵する施設としては世界で初めて1988年に完成し、現在日本で消費される石油の7日分にあたる約362万キロリットルを貯蔵しています。

訓練は4つの機関から約120人が参加し、「タンカーが桟橋に衝突して船体に亀裂が生じ、原油約2キロリットルが海上に流出した」という想定で行われました。

流出した油の拡散を防ぐため、桟橋を囲むように海底に設置しているオイルフェンスを作動させ、その外側にも新たなオイルフェンスを設置して油を回収しました。

さらに作業中に転落した職員の救助や、火災が発生した場合の放水なども想定した訓練が、本番さながらの緊迫した雰囲気の中で行われました。