霧島山 立入規制区域の火山灰を測定

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火山が噴火した場合に立ち入りが規制される場所でも火山灰の量を測定できるようにしようと、5日、国土交通省が霧島山に火山灰の測定器を設置しました。

大量の火山灰や噴石が水とともに流れる土石流。

去年、桜島で撮影された映像です。

火山が噴火して火山灰が積もった状態だと、少しの雨でも土石流が発生しやすい危険な状態となります。

霧島山が噴火したときに、どれくらいの土石流の危険性があるのか、火山灰の観測器が試験的に設置されました。

積み木のようなカラフルな凹凸がついた観測器。

赤は1cm青は2cm黄色は3cmの高さがあります。

火山灰が降ったときにこの凹凸がどれくらい隠れるかで、火山灰が積もった深さがわかる仕組みです。

国土交通省が火山灰の測定器を設置したのは、新燃岳からおよそ3キロの新湯温泉の近くなど2カ所で、いずれも霧島山が噴火した場合には、立入規制の可能性がある場所です。

このような降灰の測定器の設置は、熊本の阿蘇山に続いて全国で2例目で、国土交通省は噴火が起きた場合に安全な場所からドローンを飛ばして火山灰の量を観測することにしています。

新燃岳では、2011年の噴火で土石流の危険性が高まったことがあり、今回の測定器の設置により、土石流の情報がより的確に出されることが期待されます。