国内初 桜島で噴石の落下実験

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火山の噴火によって火口から噴き出した噴石は、どのような動きをしながら落下し、どのような衝撃をもたらすのか。そのメカニズムを調べる国内初めての実験が29日、桜島で行われました。

この実験は京都大学防災研究所と日本気象協会が噴石が落下するときの特性を調べるために合同で行ったものです。

田中慎介記者「実験で使用される噴石の模型は発泡スチロール製で主さは500g程度。センサーが内蔵されていて、噴石の落下中の姿勢や速度などを計測します」

実験は、ドローンでつり上げた噴石の模型をおよそ200mの高さから投下するもので、国内では初めての試みだということです。

噴石の模型を積んだドローンのそばには、撮影用のドローンが控えています。

そして、投下。

噴石模型は約10秒にわたって落下を続け・・・。落下。地面に衝突粉々になりました。

噴石がどのように落下してその際の衝撃はどれくらいかなどは今後、詳しい分析が行われます。

今回の実験が私たちの暮らしにどう生かされるのか、この点について日本気象協会は「噴石の落下を想定した建物の設計や避難計画の策定に貢献できれば」としています。