知ってますか!?男鹿市が生んだ偉人 天野芳太郎がペルーの切手に 秋田

カテゴリ:地域

 2019年2月、ある日本人実業家が南米・ペルーの郵便切手になった。

 男鹿市脇本出身のアンデス文明の研究者でペルーに博物館を設立した天野芳太郎だ。

 

 2019年2月に南米ペルーで発行された郵便切手に写っているのは、男鹿市脇本出身の実業家で南米のアンデス文明研究者・天野芳太郎。

 切手は彼の生誕120周年を記念して発行された。

 天野は1898年・明治31年男鹿市脇本で生まれた。

 秋田工業学校・現在の秋田工業高校を卒業後造船所などの勤務を経て独立し、1928年にウルグアイへ渡る。

 その後南米各地で農業・漁業などさまざま事業を手がけ、戦前から戦後の中南米を代表する実業家として成功を収めた。

 一方で、アンデス文明の研究者の一面を持つ天野は、ペルーの首都・リマに「天野博物館」を開設し、アンデス文明の魅力を広く伝えた。

 2019年7月秋篠宮家の長女・眞子さまもこの博物館を視察されている。

 また地元・男鹿市では、地域住民で作られた天野の功績を称える団体が毎年偲ぶ会を開いていて、2019年は約50人が集まり、切手の発行を祝った。

 天野の孫・阪根博さんは「まさか切手になるとは夢にも思っていなかった。ようやく天野の功績がペルーの一般の人にも知れ渡ってきた」と語る。

 2019年で生誕120年を迎えた天野芳太郎。

 その功績は今も中南米で称えられている。

 そして2019年は日本人がペルーに移り住んだときからちょうど120年の節目。

 切手には日本とペルーの深い絆に対する熱い思いが込められている。

 地元の団体はこれからも天野芳太郎を多くの人に知ってもらいたいとしている。