秋田県立大学の研究チーム 国内初のシステムを開発 秋田

カテゴリ:テクノロジー

 秋田県立大学の研究グループがドローンを使った二酸化炭素の観測に国内で初めて成功し18日、成果が発表された。

 環境学を中心に研究している秋田県立大学の井上誠准教授のグループでは地球温暖化の原因である温室効果ガスの一つ「二酸化炭素」の上空での濃度を観測しようと2017年からシステムの開発を続けてきた。

 今回は国内で初めてドローンを使った観測に成功し、18日はその成果発表としてデモンストレーションが行われた。

 これまで観測には飛行機などが使われてきたが莫大な費用がかかる上、特定の場所でしか観測できず十分なデータが得られなかった。

 しかし、今回開発したシステムには上空50メートルまで10秒で到達でき、手軽に観測できる特徴がある。

 また、費用が抑えられるほか操作が簡単なため測定箇所を自由に設定できるなど多くのメリットがある。

 秋田県立大学生物資源科学部の井上誠准教授は「温室効果ガスが増加している場所が分かれば将来の気候変化の予測精度が高まる」と期待を寄せる。

 秋田県立大学ではシステムのさらなる改良を重ね実用化を目指していきたいとしている。