「ラーメン甲子園」地元の食材を使い高校生が考案した“自慢の一杯” 栄冠に輝いたのは? 長野・佐久市

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長野県佐久市で「ラーメン甲子園」が開かれました。佐久地域の高校生がオリジナルのラーメンを作り味などを競うイベントで、5校6チームが参加し、腕をふるいました。栄冠に輝いた「一杯」は?

佐久市の駒場公園にできた長~い行列。

「どうぞ!」

お目当ては、具材たっぷりの塩豚骨ラーメンに・・・

ビーフシチューの味をベースにした創作ラーメン・・・

佐久地域の高校生たちが自ら考案して作った「自慢の一杯」です。

(来場者)「ちょっとかわっていて、ラーメンっぽくない。ビーフシチューの味でおいしかった」

(来場者)「坦々麺のみそみたいなのがはいっておいしい」

今月5日と6日に開かれた「佐久高校生ラーメン甲子園」。5校6チームが出場、それぞれ300ずつ提供し、来場者の投票により「頂点」が決まります。

土曜日の3校のうち、佐久平総合技術の臼田キャンパスが作ったのは「特製びーふしちゅう麺」。「新しい味」をと、ビーフシチューに地元の安養寺みそを組み合わせたラーメンです。

(佐久平総合技術 臼田キャンパスのメンバー)「ビーフシチュー味は珍しいので、食べたい人がいるか心配だったが、結構、並んでくれてうれしい」

前回王者の岩村田は、地元の安養寺みそと、「雁喰(がんくい)みそ」の2種類をブレンドしたラーメンで勝負です。

(岩村田のメンバー)「最初はあわてていたが、だいぶ慣れてきた。この調子でいきたい」

元気が良かったのが佐久長聖のメンバー。

トッピングには地元・五郎兵衛米を使った「おこげ」がのり、ボリューム感があります。

(佐久長聖のメンバー)「一生懸命つくって、みなさんの笑顔を考えながらがんばるだけ」

ラーメン甲子園のパンフレットには、高校生たちの完成までの道のりや意気込みなどが書かれていました。

地元の食材を使い、いかに個性や違いを出すか。イベントを主催した「信州安養寺ラーメン会」に所属するラーメン店の指導を受けながら、「試行錯誤」の末、自慢の一杯を完成させました。

(信州佐久安養寺ら~めん会・金子祐一会長)「僕らだとなかなか思いつかない発想が多い。ラーメンを通して地元を知ってもらうのがメイン」

さて、今度は日曜日の3校です。一際、威勢の良い元気な声が飛び交っていたのは、初出場の小諸商業です。

(小諸商業のメンバー)「思った以上に並んでいて、すごく忙しくしています」

メンバーは、元野球部の3年生が中心です。野球では県大会のベスト8で敗れましたが、その悔しい思いを胸に、今回、「ラーメン甲子園」に出場しました。

(小諸商業のメンバー)「(目指すは)優勝です」

勝負の一杯が「小商のコショウラーメン」。

ラーメンの名前は、校名とこだわった「コショウ」でかけあわせました。その「コショウ」は、長野の名店「八幡屋磯五郎」と大会だけのためにコラボレーションした「特注品」です。

(来場者)「うまい」

(来場者)「こしょうっぽくて、おいしかった」

こちらも、初出場の野沢南高校。

(野沢南のメンバー)「みんな体に音楽がしみこみ、楽しい。めちゃくちゃ」

メンバーは、軽音楽部の生徒などで構成され、「オリジナルソング」を流しての調理です。

野沢南の“一杯”は、「鯉に恋する白湯ラーメン」。佐久鯉からだしをとった「特製スープ」に、トッピングも鯉を使いました。

(来場者)「あっさりしていておいしい」

(来場者)「(佐久鯉が)アクセントになっていた。ちょうどいい感じ」

(野沢南のメンバー)「おいしかったといってもらえてうれしかった」

(野沢南のメンバー)「(目標は)もちろん優勝です。(自信は)めちゃありあり。これで優勝して佐久をばんばん盛り上げていきます」

イベントもいよいよ後半戦。接客にも力が入ります。

(小諸商業のメンバー)「300杯、完売しました!」

全てのチームが300杯を売り切り、いよいよ、最終結果の発表です。「栄冠」を手にするのはどこのチームなのでしょうか。

(発表)「第3位・野沢南高校」

(野沢南のメンバー)「優勝じゃないけど、みんなで賞をとれたのでうれしかった」

続いて、2位は小諸商業。

(小諸商業のメンバー)「悔しいけど、楽しめたのでそれは良かったなと。一つのラーメンを作るのに、いろんな案が出て、全員で話し合うことによって、おいしいラーメンができたので、団結する大切さを学べたと思う」

そして、栄冠を手にしたのは、佐久長聖高校。

安養寺みそを使った「肉みそ」にこだわった「鶏ぷる塩豚骨ラーメン」でした。

(佐久長聖のメンバー)「すごくうれしい、このうれしさをかみしめて。これからも頑張って将来につなげていきたいなと思います」

2日間にわたって熱戦を繰り広げた「ラーメン甲子園」。

主催者は、今後も地域の食材や文化などに触れ、発信してほしいと高校生たちに期待しています。