ノーベル化学賞・吉野さんの研究 延岡と深いかかわり 宮崎

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ノーベル化学賞の受賞が決まった 旭化成名誉フェロー、吉野 彰さんの快挙に、旭化成創業の地・延岡市でも喜びが広がっています。

ノーベル化学賞の受賞が決まった吉野 彰さんは、1972年、旭化成に入社。

リチウムイオン電池の開発は、川崎市の施設で行われていましたが、この研究には延岡市も深く関わりました。

延岡市の工場で研究していた炭素の材料を取り寄せて、開発に使ったほか、東海地区のダイナマイト工場で安全性の試験を行いました。

(吉野 彰さん)

「何があっても大丈夫なのはたぶんダイナマイトの試験場でしょう。これは当時の工場長に無理をお願いして、幸いにもそこで、ベーシックな意味の安全性はクリアした。本当の意味でリチウムイオン電池が誕生したのはあの瞬間かな、と思っています。」

今回の受賞について、旭化成延岡支社の濱井 研史 支社長は、

「受賞は旭化成社員の誇りであり、研究者にとって大いに励みになります」

と、コメントを発表しました。

また、延岡市の読谷山市長と日向市の十屋市長も、

お祝いのコメントを発表しています。

旭化成の縁で、吉野さんは県内を訪れる機会も多く、

今年7月には日向市で、「リチウムイオン電池の現在・過去・未来」と題して講演会も開いています。