【防災大百科・台風19号】2 リンゴ農家は収穫急ぐ これから収穫を迎える主力品種には支柱で対策

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台風19号の接近を前に、果樹農家は備えを進めている。

福島県福島市の果樹園「やまと」では、朝から旬を迎えた「陽光」の収穫に追われていた。

20品種以上のリンゴを育てる果樹園やまと・阿部幸弘さん。

台風の被害を受ける前に早めに収穫できるものは少しでも多く収穫しようと、ひとつひとつ丁寧に そしていつもよりスピードを上げてもぎ取っていく。

1時間ほどで収穫したリンゴは20キロケース15箱分にもなった。

特に風の影響が心配されるのは、約1か月後に収穫時期を迎える主力品種の「ふじ」。これからは徐々に色づいて糖度も増していく大事な時期。

風で木が揺れ、実が落下したり傷がついたりするのを防ぐため枝を支える柱を通常の2倍から3倍に増やす。風の通り道となる道路沿いの木や負担がかかりやすい枝を中心に台風が接近する前に200本の支柱を設置する予定。

果樹園やまと 阿部幸弘さん:「とにかく今の時期一番怖いのは台風ですよ。それに逆らうということは到底できませんので、できることを今全てやるっていう感じですね」

「できることを全てやる」

1年かけて育て上げてきたリンゴを守るため、農家は対策を進めている。