人口減少・冬の厳しさ…抱える課題は同じ!北海道北東北の知事が外国人材受け入れを模索 秋田

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 北海道と北東北の知事が地域課題などについて意見を交わす会議が9日秋田市で開かれ、共通の課題である「労働力の確保」を進めるため連携しながら外国人労働者の受け入れ環境を整備する方針を確認した。

 2019年で22回を数える「北海道・北東北知事サミット」は5年ぶりに秋田県を会場に開かれた。

 2019年4月に新たな在留資格が設けられ、全国で外国人労働者の受け入れが進められていることから、9日は4道県の知事が「多文化共生社会の実現に向けて」をテーマに意見を交わした。

 秋田県の佐竹知事が「希少言語、対応できない言語をどうするかという問題が出てきている。翻訳機だけではうまくいかない。」と現状を報告したほか岩手県の達増知事は「特徴を生かす取り組みとしては豊かな自然生活環境の良さ、食べ物のおいしさなどを広く知ってもらうことが重要。情報アクセスを多言語でできるようにSNSなどでの発信が必要」と提案した。

 そして外国人への災害時の情報提供の充実や、労働環境の地域間格差の是正などを求める国への提言をまとめた。

 なおサミットではこのほか鹿角市の大湯環状列石と北秋田市の伊勢堂岱遺跡を含む、「北海道・北東北の縄文遺跡群」の世界遺産登録に向け、4道県で連携しながらさらなるPRを図る宣言を採択した。