なぜ?また・・・“諏訪地域6市町村合併” 地元の4商工会議所が要望 長野

カテゴリ:地域

長野県の諏訪地域6市町村の合併を、地元の4つの商工会議所が要望しました。諏訪地域ではこれまでにも何度か合併論議が浮上しましたが、そのたびに、立ち消えになっています。なぜ、また、合併を要望したのでしょうか。

合併を要望したのは諏訪、岡谷、茅野、下諏訪の各商工会議所の会頭です。諏訪広域連合長でもある諏訪市の金子ゆかり市長に、富士見町・原村を加えた「6市町村による合併」の実現を要望しました。

(諏訪商工会議所・岩波寿亮会頭)「将来のビジョンを考えた時に広域全体で物を考えたい」

諏訪地域では、これまでにも何度か、「6市町村合併」の話が浮上し、そのたびに立ち消えとなっています。

2002年のいわゆる「平成の大合併」では、住民アンケートの結果などから「反対」が多く、離脱する市町村が相次ぎ、合併構想は破綻。

3年前(2016年)には今回と同じ商工会議所が同様の要望をしましたが、市長・町長が慎重な姿勢を示し進まず。

去年は、岡谷、諏訪、下諏訪の合併を目指す住民グループが署名活動を行い、合併協議会の設置を求めましたが、「合併の機運が高まっていない」などとして、各議会が否決しました。

では、なぜ、また合併の要望をしたのか・・・

(岡谷商工会議所・林新一郎会頭)「大変深刻な少子高齢化社会を目前にしていて、今から地方自治体も体制を整えておかないと少子高齢化社会を乗り切れない時代が来るのではないかと」

(下諏訪商工会議所・小林秀年会頭)「今から手を打っていかなければ、諏訪地域が他の地域と比較して埋没していってしまう」

商工会議所は、事業所数の減少など産業面の落ち込みや特急あずさの停車本数が減少するなど、諏訪地域の存在感が低下していることに危機感を感じ、合併が必要との立場です。

(諏訪市・金子ゆかり市長)「前回は国の特例法という大きな後押しがあった。いま現在それがない状況の中で、どうやって合併を実現していくかが一つの大きな課題。実現をしていくためには、いろんな条件をクリアしなければいけないこともある」

商工会議所では今後、要望書を、岡谷、茅野、下諏訪の市長・町長にも提出する方針です。