平家の落人が伝えた伝統行事「諸鈍(しょどん)シバヤ」3年ぶり奉納 

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瀬戸内町の加計呂麻島、諸鈍(しょどん)集落で約800年前から伝わる国の重要無形民俗文化財「諸鈍シバヤ」が、集落内の神社で3年ぶりに奉納されました。

諸鈍シバヤは毎年旧暦の9月9日に奉納されていて、去年、おととしは台風の影響で中止となりました。

3年ぶりの奉納となった7日は諸鈍集落の男性が中心となり、地元の小中学生も踊り手に加わりました。

紙のお面をかぶってユーモラスに踊るのが特徴の諸鈍シバヤ。

壇ノ浦の戦いで敗れ加計呂麻島に落ちのびてきた平資盛が地元の人々と交流を深めるために伝えたとされています。

平家の落人が船でさまよう様子などを表現した「ククワ節」や、美女を襲う獅子を退治する「シシキリ」など11の演目が披露され、見物客から暖かい拍手が送られていました。保存会の吉川久也会長は「諸鈍出身者でやるので、若い人も年を取ってきているが、小学校も協力してくれているので、これからも続くと思う」と話しています。