原子力規制委の委員「テロ対策施設の設置期限は見直さない」

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九州電力は3日、テロ対策施設の完成が設置期限に間に合わないことから、2020年、川内原発の運転を停止する考えを明らかにしています。そんな中、3日から川内原発を視察している原子力規制委員会のメンバーは、テロ対策施設の設置期限について、見直す考えがないことを改めて示しました。

原子力規制委員会のメンバーは、2020年4月から原発の検査制度が変わることに伴い、川内原発の視察に訪れています。

4日は、定期検査中の1号機が午前10時に臨界に達したことから、中央制御室での調整作業を検査する様子を確認しました。

川内原発をめぐっては、九電が全国で初めてテロ対策施設の完成の遅れにより、1号機、2号機ともに2020年に運転を停止することを発表していますが、取材に応じた委員は、テロ対策施設の設置期限について、見直す考えがないことを改めて示しました。

(山中伸介委員)

「経過措置期限を何度も見直すというのは、根本の理念を失ってしまいかねない。経過措置期限は守ってもらう。困難な工事というのは理解しているが、安全第一で工事を進めるのが大前提だ」