H2Bロケット発射台火災 原因を詳しく説明 中継リポート

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機体には異常がなかったとのことで、こうのとり8号機を乗せたH2Bロケット8号機の打ち上げが迫っています。現在の様子を種子島にいる上枝アナウンサーに聞きます。

(9月24日放送『KTSライブニュース』より)

鹿児島県南種子町が用意した見学場の長谷公園からお伝えします。

打ち上げの様子を一目見ようと、ブルーシートを広げて今から待ちわびている見学客の様子も見られます。

その視線の先にはH2Bロケット8号機と、先日出火した発射台も見えます。

23日は、打ち上げを担当する三菱重工が記者会見を行いました。

この中では先日、発射台が出火した瞬間の写真が示されました。

(打ち上げ執行責任者 田村篤俊さん)

「エンジンの排出口から滴下している酸素が耐熱材にふきかかり続けることで発生した静電気によるもの」

発射台は、表面を耐熱材と断熱材で覆われています。

今回、エンジンを冷やすための液体酸素が気体となって発射台を覆う耐熱材にかかり続けたことで、静電気が発生して耐熱材に穴があき、その下にある断熱材から出火したということです。

断熱材は、通常燃えにくい素材ではありますが、周りに酸素があると燃えることがあり、出火した当日は風が弱く、高濃度の酸素が周囲に拡散せずに断熱材にかかり続けたため、およそ2時間にわたって火が出続けました。

今回は、再発防止策として耐熱材と断熱材をともにアルミシートで覆い、静電気の発生や延焼を防ぐための改良を行ったということです。

国際宇宙ステーションに物資を運ぶこうのとり8号機を乗せてH2Bロケット8号機は25日午前1時5分5秒に種子島宇宙センターから打ち上げられます。