23歳新人看護師自殺 損害賠償裁判の初弁論 病院側は全面的に争う構え 札幌地裁

カテゴリ:地域

 7年前、札幌の新人看護師の23歳の女性が自殺したのは病院側に原因があったとして、遺族が損害賠償を求めている裁判の初弁論が17日札幌地裁で開かれました。

 この裁判は2012年、札幌市豊平区のKKR札幌医療センターで新人看護師として働いていた杉本綾さん(当時23)が長時間労働によりうつ病を発症し自殺したのは、病院の安全配慮義務違反があったなどとして、遺族が運営母体の国家公務員共済組合連合会に9400万円余りの損害賠償を求めているものです。

 2018年、国は労災認定しています。

 17日の初弁論で綾さんの母親は「労災で認定された事実を認めて業務改善し、二度と綾のような職員を出さないようにしてもらいたい」と訴えました。

 一方、運営側は「長時間労働を命じておらず、過重労働ではなかった」などとして全面的に争う姿勢を示しました。