「金銀銅杢目金」の世界 秋田市で作品展

カテゴリ:地域

 秋田市の金属工芸作家・林美光さんが和歌山県の高野山金剛峯寺に寺の宝として作品を納めて1年となるのを記念した作品展が、11日から秋田市で開かれている。

 秋田市の金属工芸作家・林美光さんは、和歌山県の高野山金剛峯寺の寺宝=寺の宝として「燻炉・金剛峯」を製作し、2018年11月に寺に納めた。

 作品展は 寺宝の献納から1周年となることを記念して開かれた。

 会場には「金銀銅杢目金」やステンレス彫金の作品など50点が展示されている。

 「金銀銅杢目金」とは、金、銀、銅などの板を重ね合わせ、叩いて薄くのばしていくことで木目のような模様を作り出す技法。

 江戸時代に秋田藩で生み出されたが、難しい技術が求められるためその後途絶えた。

 林さんはその技術を昭和の時代に甦らせ現代に伝えていて、「秋田に金銀銅杢目金の技術を残していきたい。若い人にもどんどん来て見てもらいたい」と語る。

 林美光さんの作品展は17日まで秋田市のアトリオンで開かれている。