「今後の対応慎重に見極める」秋田県知事が地上イージス巡る防衛省の姿勢に言及

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 地上配備型ミサイル迎撃システム「イージス・アショア」の配備計画を巡る再調査について、秋田県の佐竹知事は防衛省の説明を11日開会した9月県議会に報告し「今後の対応を慎重に見極める必要がある」と述べた。

 9月県議会が11日開会し、佐竹知事がイージス・アショアの配備候補地の再調査について防衛省から「青森・山形は予備的」と説明を受けたことを報告した。

 佐竹知事は「秋田への配備が効果的とする根拠となっている防御範囲等について防衛機密の問題もあるが、可能な限り説明すること、再調査の途中段階においても様々な情報を的確に報告することを申し入れた。周辺の遮蔽物との遮蔽角を10度以内とする根拠や主変地域の具体的な安全対策等がなされていない」とした上で、「県としては新屋演習場への配備計画は振り出しに戻ったと認識している」と述べ今後の防衛省の対応を慎重に見極めていく考えを示した。

 また、佐竹知事は「全国豊かな海づくり大会」に合わせ天皇皇后両陛下が秋田県内を視察されたことに触れ「両陛下のお人柄に多くの県民が感銘を受けた。大会を契機に水産業のさらなる振興につなげてきたい」と述べた。