総合体育館の候補地見直し 関係者の反応さまざま 鹿児島県

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三反園知事による総合体育館候補地見直しの表明に、関係者らからはさまざまな意見が聞かれました。

鹿児島市の森市長は9月定例市議会でこの件に触れ、三反園知事から9日に説明を受けたことを明らかにしました。

その上で、見直しに至った経緯などについて、鹿児島県、JR九州、日本郵便、鹿児島市でつくる4者連絡会を早急に開き、説明するよう求めました。

一方ことし3月、総合体育館の早期建設を知事に要望した「鹿児島県屋内スポーツ競技団体」の増留貴朗世話人は「次の国体までには是非新しい体育館を造ってほしいとずっとやってきた。その間の運動がスタートにかえったということで非常に残念」と述べました。

候補地となっていた「県工業試験場跡地」がある鹿児島市の武町内会の西正行会長は「(体育館は)実現可能性が高いものだと思って、住民は冷静に対応してきた。(県に)対応を進めてもらわないと『何のための提案だったのか』ということになるのではないか」と述べました。

地元住民からは「総合体育館がここにできてもなあ、という思いはあった。反対も多かった」「(体育館ができれば)交通渋滞するだろうという思いはあった」といった声が聞かれました。

鹿児島県の総合体育館の議論は伊藤前知事の時代から10年以上にわたり繰り返されています。候補地見直しで、議論はまた振り出しに戻りましたが、「スポーツ関係者の悲願」とも言われていて、今後、慎重かつスピーディーな議論が求められそうです。