女子柔道日本一 福岡県に期待の中学生! 伸び盛りの“逸材” 姥琳子さん「高校でも日本一に」

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世界柔道で金メダルを獲得した阿部詩(あべ・うた)選手や地元出身・素根輝(そね・あきら)選手の活躍が光る女子柔道。

福岡にはそれに続く逸材として、将来が期待される日本一の中学生がいるんです。

体格のいい男相手に次々と技をしかける女の子。

福岡県糟屋郡篠栗町の姥琳子(うば・りんこ)さん、中学3年生です。

8月、兵庫県で行われた全国中学校柔道大会57キロ級・決勝。

積極的に技を仕掛けているのが琳子さんです。

試合は延長戦へ。そして…。

「よいしょ!よーし!!」

中学校生活最後の大会で見事、自身初の日本一に輝きました。

【篠栗中3年 姥 琳子さん】

「小・中やってきて(中学生)最後の年だったので、一回も負けないように頑張ろうと思って試合しました」

柔道を始めたのは4歳のとき。

4人兄弟の3番目で父の一彦さん、それに2人の兄の影響があったといいます。

【篠栗中3年 姥 琳子さん】

「道着がかっこいいなと思って始めました。

 今まで投げられなかった相手を、思いっきり投げた時は快感」

それからおよそ10年で、日本一の座へと駆け上がりました。

【篠栗道場 石川方崇 先生】

「去年の冬からいい結果が出始めた。

 本当を言うと今回の7月あたりからいっきに試合が良くなった。

 去年、中体連の個人戦で負けて、泣き崩れてからひと段落して寄ってきて、『来年まで負けません』って一言。

 それから(個人戦は)負けてない」

【篠栗中 柔道部 森 敏宙 教諭】

「中学校で6時間授業やって部活ってなった時、もうきついなっていう時も『よしやろう』と歯食いしばってやる姿が、今回の結果につながったのかな」

急成長を遂げるきっかけとなったという、1年前の敗戦。

どんな心境の変化があったのでしょうか。

【篠栗中3年 姥 琳子さん】

「だらだらしている時とかでも常に中体連のことが頭にあって、ここでトレーニングしておかないととか思ったりして。

 気持ちの面とかでも、前は緊張してる時とかだったらもう嫌とか思うけど、今年は緊張を集中に変えて頑張れた」

そんな柔道一筋の琳子さんですが、稽古が終わると中学生らしいこんな一面も。

「かっこいいやん かっこいいやん かっこいいやん」

スマートフォンで見ていたのは、人気アイドルグループ「嵐」のメンバーの画像。

小学生のころから大ファンだといいます。

【篠栗中3年 姥 琳子さん】

「嵐のために柔道頑張るみたいなのは結構あります。

 嵐が活動休止することになって、その次の日の練習で泣いてました。

 ライブ(の抽選に)外れたときとか全然力にならなくて…ちーんってなってました」

この1年で頭角を現した期待の新星。

今後の目標を聞いてみると。

【篠栗中3年 姥 琳子さん】

「柔道が強くても勉強できなかったらダメなので、両方できるような高校に行こうと思っています。

 高校でも、もう一回日本一になりたい」

まだまだ伸び盛りの中学3年生!

さらなる躍進に注目です。