検証「正常な運転できず…」飲酒運転を体験!?

カテゴリ:地域

厳罰化が進んでもなかなか飲酒運転がなくなりません。先ほども大学の名誉教授が酒気帯び運転容疑などで逮捕された事件をお伝えしましたがどうすれば飲酒運転の恐ろしさが分かるのか。加藤キャスターの検証取材です。

「きのう夜、酒を飲み、アルコールが残っている感覚があったが事故をしなければ大丈夫だと思った」「酒は抜けていると思っていた」

県内でも相次ぐ<飲酒による重大事故>。7月、尾道市で逆走事故を起こした女性教師からは基準値の3倍近いアルコールが検出されました。どうすれば飲酒運転をなくすことができるのか。飲酒運転防止の専門講習を行う自動車学校の協力を得てプライムニュース取材班が検証しました。

【飲酒運転防止上級インストラクター・池田さん】

「ほろ酔い程度を体験できるゴーグルになります。これをつけていろいろな体験をしてもらいたいと思います」

使うのは酒酔い状態を体験できる、このゴーグル。線の上を歩いてみると…

【加藤】

「歩いているときは線の真上を歩いているように見えるんですよ。」

普通に歩いた時と比べても、与える影響は一目瞭然です。

【飲酒運転防止上級インストラクター・池田さん】

「視界が歪むことで遠近感とか視野が狭くなりますから、障害物とかが認知できなくなる、これが危険なところ」

一般的に飲酒後、アルコールの分解にかかる時間は、酒の種類や体質によっても異なり、あくまでも目安ですが、350ミリリットル入りの酎ハイひと缶でおよそ4時間といわれています。例えば2本飲むと、8時間。別に焼酎も一緒に飲んだ場合は最低でも12時間は運転をしてはいけません。

では、ほろ酔い状態で運転するとどのようになるのか…。先ほどのゴーグルをつけ、幅3mの一般的な道路を再現した黄色いコーンの間を時速20キロで実験走行してみます。

【加藤キャスター】

「大丈夫かな…」

「よろけていた状態でしたね。左のほうに寄ってこっちはドキッとしました」

複数のカーブがあるS字クランクでは…。

「あ!乗り上げてますね。」

(池田)そうですね。

「距離感が全くつかめないです」

より細かいハンドル操作を求められると、運転に大きな影響を及ぼしました。

【飲酒運転防止上級インストラクター・池田さん】

「少ない量の飲酒でも運転に悪い影響がでます。これをみなさんに知っていただきたい」

県警によると今年1月から6月末までの県内の飲酒運転の検挙数は265件で、去年の同じ時期と比べ30件以上増えています。大惨事になる前に、今一度、ドライバーは自分自身と向き合うことが大切です。