400便超欠航...“大規模デモ”香港空港で一部運航再開 福岡発着便なお5便欠航 福岡空港

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抗議のデモ隊に占拠され、12日夕方からほぼすべての空の便が発着できなくなっていた香港国際空港。

13日になり運航は徐々に再開されていますが、福岡発着便の利用者にも影響が広がりました。

12日夕方の福岡空港国際線ターミナル。

お盆休み真っただ中を襲った突然の香港便の運航停止は、現地に向かおうとした人たちにも寝耳に水の出来事でした。

【香港便利用者】

「出国できなかったんです、だから戻ってきました」

「宿泊して、香港に向かいます」

福岡空港では12日、夕方以降の便あわせて2便が欠航になりました。

航空会社側が現地の情勢の確認や便の振り替え作業に追われたこともあって、旅行者の中には7時間以上にわたり出発ロビーに足止めされたという人もいました。

【香港便利用者】

「パリに行く予定、香港経由で。

 その香港の空港で占拠されたみたいで、そういったタイミングにかぶるとは思わなかったので」

中国本土への容疑者引き渡しを可能にする条例の改正案を巡り、政府とデモ隊との対立が続く香港。

12日午後には、デモ隊が空港の到着ロビーを占拠したことをうけ、航空当局が全便の運航を取りやめを決めました。

運航できなくなった発着便は12日だけで約170便にもおよびました。

福岡空港で足止めされた、香港に住む20代の会社員の女性。

休暇を利用し、5泊6日の予定で観光に訪れていました。

【香港に住む女性】

「空港に到着して30分ほど待ったあとに、フライトのキャンセルを伝えられました。

 インターネットで部屋を予約します。たぶん天神で」

スマートフォンを使い、急きょホテルを探しましたが、お盆の時期とも重なり希望していた天神には空きがなく、なんとか博多駅エリアの部屋を確保しました。

【香港に住む女性】

「13日から仕事の予定だった。

 上司に伝えたら(状況を)理解しているので大丈夫だと。

 私の休暇に影響するのはかまわないけど、もし将来の香港全体に影響するのなら、それは大きな問題です」

【記者】

「12日夕方から香港との間を結ぶ便が発着できない状況となっていた福岡空港です。

 半日以上が経った13日朝、運行が再開され、搭乗カウンターでは手続きを行うため長い列ができています」

航空会社のカウンターで無事に搭乗手続きを済ませた人たちからは、安堵の声も聞かれました。

【香港便の利用者】

「ほっとしてます。

 子供の学校とか夫の仕事とかもあるのでそこは一安心です」

「飛行機が飛ぶだけありがたい。

 あとは現地で行動とかを通常よりも慎重にして、安全を確保しないといけないなと思っているところ」

しかし影響は一部で残っていて、香港エクスプレスでは13日3便が欠航、またキャセイドラゴン航空も運行を予定していた4便のうち2便が欠航となりました。

航空利用者にも大きな影響を与えている香港の抗議デモ。

現地メディアによると、空港での集会は依然呼びかけられているということで、通常通りの運航が続くか不透明な状況が続いています。