残暑厳しくも家族で墓参り 墓参りの新サービス 秋田

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 お盆の13日秋田県内は35度を超える猛暑日になったところもあり、体にこたえる暑さとなった。

 

 厳しい残暑の中,寺や墓地には朝から多くの人が墓参りに訪れ先祖の霊を慰めていた。

 秋田県内は気圧の谷の影響で晴れ間ののぞいた所が多く朝から気温が高くなった。

 午後5時までの最高気温は横手市で36.8度、由利本荘市東由利で36.6度、仙北市角館で36.3度など13地点で今シーズン一番の暑さとなった。

 厳しい暑さで県内では70代から80代の男女計11人が熱中症の疑いで救急搬送され、このうち由利本荘市の男性1人が重症と診断されている。

 14日は前日より気温が高くなる見込みで、予想される最高気温は秋田市と横手市で35度、北秋田市鷹巣で34度。

 水分・塩分をこまめに補給するほか冷房を適切に使用するなど熱中症への十分な対策が必要。

 一方、多くの寺が立ち並ぶ秋田市旭北寺町の「釈迦堂光明寺」には、厳しい暑さにもかかわらず朝から多くの人が墓参りに訪れ先祖が眠る墓石を丁寧に清めていた。

 そして花や菓子などの供え物をして墓前で静かに手を合わせた。

 訪れた人は「夫が亡くなって10月で10年。あっという間だったと思いながらまたお盆来たよと言ってきた」「家族みんな元気に過ごしていると報告した」「おじいちゃんに手を合わせた。願いが叶いますようにと」など墓に眠る家族や先祖への思いを口にした。

 

 寺によるとお盆の厳しい暑さで最近は午前の早い時間に墓参りに訪れる人が増えているという。

 寺は墓参りのピークを13日までと予想している。

 その墓参りも社会の変化とともに新しい姿が見えてきている。

 それが「お墓参り代行サービス」。

 名前のとおり業者が家族に代わり墓参りして先祖の霊を供養するもの。

 鹿角市にある花店では2018年からお墓参り代行サービスを始めた。

 プランには墓石の掃除や周りの草むしり、花とろうそくのお供え、そして合掌礼拝まで含まれる。

 また終わったあとは墓の写真を撮って依頼者に報告する。

 こうしたサービスを始めたきっかけには、「家族が県外にいてなかなか墓参りに行けない」「高齢のため墓まで行けない」などの理由抱える人が地域で増えているという背景がある。

 代行サービスの依頼は少しずつ増えていて、店では今後需要が高まるだろうと話している。