あの夏の旋風…立役者が再び集結!金足農に甲子園準優勝記念碑が完成!

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 夏の甲子園・全国高校野球選手権は連日熱い戦いが繰り広げられている。

 2018年の甲子園で秋田県勢103年ぶりの準優勝を果たした秋田市の金足農業高校に記念碑が完成。除幕式には旋風の立役者たちも登場した。

 2018年夏の甲子園。金足農業は秋田県勢103年ぶりの準優勝を果たし、県内だけでなく全国を沸かせた。

 夏の甲子園歴代6位となる62個の三振を奪った絶対的エース・吉田輝星投手。強気なピッチングが多くの高校野球ファンの心を奪った。

 この金足農業、注目を集めたのは吉田投手だけではなかった。

 強豪・横浜との一戦では、6番・高(はしごだか)橋佑輔選手が土壇場で試合をひっくり返す逆転スリーランホームラン。

 そして準々決勝・サヨナラの場面でみせたのは9番・斎藤璃玖選手のツーランスクイズ!

 「金農野球」の代名詞「スクイズ」で劇的な勝利を収め全国に「カナノウ」の名を轟かせた。

 ひたむきなプレーで日本中に勇気と感動を与えたナインにはその活躍をたたえ「県民栄誉章」が贈られた。

 金足農業のグラウンドには毎日野球部の元気な声が響いている。この野球部のあの夏の記憶が校内に刻まれる。

 石碑は金足農業野球部の甲子園準優勝と県民栄誉章の受章を記念して建てられたもので、選手たちが全力で校歌を歌う姿が刻まれている。

 石碑の台座は6段の階段状。1回戦から決勝までの6試合を駆け上がったナインの軌跡を表現している。

 除幕式には当時の選手たちも出席し久々の再会を喜び合っていた。

 現在は県内の企業で働く斎藤璃玖さんは「歩いているとツーランスクイズと声をかけられたり顔を分かってもらえたりするので嬉しい」とあの夏から続くフィーバーを口にした。

 現在は大学の野球部で活躍する高(はしごだか)橋佑輔さんは「甲子園の前からかなり練習していて、あの逆転スリーランHRが出たので、大学でもここぞという場面で『練習してきたから大丈夫と思えるようになった』」とあの夏の経験を語った。

 秋田県職員として奮闘する菊地亮太さんは「諦めない最後まで自分の考えを通すところは仕事も似ている。技術職なので一人前の技術者として仕事できるように頑張る」と意気込んだ。

 チームの副キャプテンを務めた菅原天空さんは「みんな頑張っているから置いていかれないように。仕事も野球もやっているのでそういうところで秋田の方々に恩返しできるように頑張りたい」と周囲への感謝の気持ちを表した。

 吉田投手は8月14日、1軍での登板が予定されている。

 旧知の仲間たちは「次は自分の思い通りのピッチングしてくれると思う」と期待を寄せていた。