オスプレイ 防衛省が漁協に説明 配備前提の「振興策」に漁協は不快感【佐賀県】

カテゴリ:地域

佐賀空港へのオスプレイ配備計画をめぐり、空港周辺の地権者が多く所属する県有明海漁協は9日、防衛省から直接説明を受けました。

山口知事が計画の受け入れを表明してからは初めてですが、国と漁業者の温度差が改めて浮き彫りとなりました。

佐賀市の県有明海漁協で行われた説明会で防衛省側は、着陸料として20年間で100億円支払うことや、事故などの際は補償することなど従来の説明を繰り返した上で、改めて計画への理解を求めました。

防衛省 土本英樹審議官:「我々防衛省がみなさまの意見を聴かずに、勝手に一方的に物事を決めることはしない」

山口知事が去年8月に計画の受け入れを表明して以降、漁協が防衛省から説明を受けるのは初めてですが、その後の質疑応答では漁協側からの質問や意見は一つもなかったということです。

また、漁協側は防衛省から避難港や船揚場の設置など、具体的な“振興策”を提示されたことに不快感を示しました。

【県有明海漁協・徳永重昭組合長】「(オスプレイを)受け入れるとか受け入れないとかのあとの分。ちょっとした“振興策”を示されたので、あまり気分はよくない」防衛省は今後、要望があれば、漁協の各支所でも説明の場を設けたいとしています。