「核保有国に核兵器をなくすよう働きかけてほしい」平和祈念式典で被爆者が総理に訴え

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長崎原爆の日の9日、長崎市の平和公園で営まれた平和祈念式典では、この1年間に亡くなったり、新たに死亡が確認された3402人の名簿が奉安されました。

式典には被爆者や遺族のほか安倍総理や66ヵ国の代表などおよそ5900人が参列しました。

そして原爆が投下された午前11時2分ー。(黙とう)

平和宣言には被爆者が原爆の惨状を綴った詩が初めて盛り込まれました。

田上 富久 長崎市長「幾千の人の手足がふきとび 腸わたが流れ出て 人の体にうじ虫がわいた 息ある者は肉親をさがしもとめて 死がいを見つけ そして焼いた」

長崎市の田上市長は核保有国が使える核兵器の開発を進めていることに危機感を示し、日本政府に核兵器禁止条約への署名と批准を呼びかけました。

「平和への誓い」では被爆者を代表して山脇佳朗さん(85)が、安倍総理に核保有国に核兵器をなくすよう働きかけてほしいと訴え、英語で世界へ発信しました。

平和への誓い 被爆者代表 山脇 佳朗 さん

「Please lend us your strength to eliminate nuclear weapons from the face of the earth and make sure that Nagasaki is the last place on earth to suffer an atomic bombing.」

(この世界から核兵器を廃絶し、長崎を最後の被爆地とするために皆さんの力を貸してください)