夏の甲子園初戦 岩手・花巻東高校 鳴門(徳島)と対戦 

夏の甲子園、岩手・花巻東高校は初戦で徳島の鳴門高校と対戦した。

劣勢でも食らいつく姿は甲子園球場を大いに沸かせ、地元・花巻市からも大きな声援が送られた。

馬久地記者と花田アナウンサーの報告

甲子園球場より、馬久地記者「甲子園は厳しい暑さ。その暑さを吹き飛ばす大応援団が、花巻東を後押しします」

花巻市大通り・花巻市定住交流センターより、花田アナウンサー「地元花巻市でも花巻東高校の生徒や地域の方々が大きな声援を送っています」

2013年の夏の甲子園準々決勝の再現となった一戦。

花巻東の先発は、中森至投手(3年)。ストライクが入らず、初回ヒットとフォアボール2つで、ツーアウト満塁のピンチ。

鳴門の6番・藤中選手に甘い球をとらえられ、左中間を破る走者一掃のタイムリーツーベースヒット、鳴門に3点を先制された。

この後、花巻東は、4点を取られ苦しい展開の中、5回裏ツーアウト1塁2塁とチャンスを作り、3番キャプテン中村勇真選手(3年)。打球はライト線を破り、ランナーが一気に2人ホームに帰って来た。キャプテンの意地の一打で2点を返した。

花巻東は3回からエース西舘勇陽投手(3年)がリリーフしたが、8回までに5四球と制球が定まらず鳴門に追加点を加えられ苦しい展開となった。

7点差に離された9回裏、岩手県大会で土壇場の粘り強さを見せてきた花巻東の先頭打者は1番の向久保怜央選手(3年)。ライト線へ伸びた打球は、ポールに当たったように見えたが、スリーベースヒットに。

続く2番高橋凌選手(3年)がレフト前へタイムリーを打ち食い下がるが、続くバッターが打ち取られ「逆転の花巻東」もここまで。10対4で敗れ初戦突破とはならなかった。

花巻東・中村勇真主将は「もっと練習して試合していきたかったが、することができないので悔しい気持ちもある。そこは後輩達に上の舞台までいってほしい」と話した。

佐々木洋監督は「最後まで粘り強い野球を春も夏も見せてくれてすごく成長した。感心している。いい子たちだった」と話した。

男子生徒は「とてもかっこよくてこの学校の誇りだと感じた」と話し、女子生徒は「悔しいが最後まで頑張ってプレーをしていたのでよかった」と話した。