秋田県ナンバーワンクラブは? ナイスカップ 出場チーム紹介

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 学童野球の全県一を決める「ナイスカップ秋田県小学校クラブ野球大会」が15日に開幕する。県北部の4チームを紹介する。

 2年ぶり2回目出場の大館北秋田1区代表の北陽スリーアローズクラブ。21人のメンバーのうち半分ほどが6年生という層の厚さが自慢。

 その経験豊富なチームの守りの軸となるのがエース渡邉健司投手。地区予選は速球を武器にほぼ一人で投げ抜いて勝ち上がってきた。エースを支え攻守の要となっているのがキャッチャーで4番の藤盛晴飛キャプテン。巧みなリードと勝負強いバッティングでチームに勝利を引き寄せる。3つの小学校で合同チームを結成してことしで5年目だが全県大会ではいまだ勝ち星はない。藤盛晴飛主将は「先輩たちが果たせなかった全県一勝という目標を果たしたい」と意気込みを語った。ナイスカップでは「一戦必勝」を合言葉に先輩たちの果たせなかった勝利を目指す。

 7年ぶり10回目の出場を決めた大館北秋田2区代表の鷹巣JBC。切れ目のない打線を武器に地区予選では全ての試合で10点以上を挙げて勝ち上がってきた。昨季は公式戦での勝ち星を1つも上げれらなかったが、地区優勝という躍進の裏には冬場から取り組んできた「下半身の強化」があった。徹底的に走り込みを行ったことで盗塁やスクイズなど足を絡めた攻撃が増え優勝へとつながった。鷹巣JBCの成田太慈主将は「全県優勝に向かっていつものようにプレーしたい」と話していた。合言葉は「全県優勝」。鍛え抜いた自慢の足で頂点を狙う。

 鹿角地区代表の八幡平フェニックスクラブは3年ぶり6回目の出場。地区予選の平均失点はわずかに3と守備に長けたチームの強みは安定した投手力。左のエース川又蓮投手、制球力が持ち味の栗木晴叶投手、速球派の櫻田鴻之介の3投手に、抑えの松山颯太投手を加えた4人が相手打線に的を絞らせない。そして、普段の練習では、バントを積極的に取り入れていて接戦でも確実に1点を取りに行ける技術を身につけた。八幡平フェニックス阿部領平主将は「持ち味のチームワークと打線を生かして一つでも多く勝てるよう頑張りたい」と話していた。攻守に高いバランスを備えた八幡平フェニックスがナイスカップで旋風を巻き起こす。

 2年ぶり2回目の出場を決めた山本地区代表の山本ビクトリーズクラブ。森岳・湖北・下岩川・金岡・浜口の5つの小学校の連合チームで臨む。その5校連合チームをまとめるのは工藤圭太主将。同じ地区の選手が集まっているとは言え、初めはコミュニケーションをとるのが難しくチームをまとめるのに苦労した。しかし、練習を重ねるごとに徐々に打ち解け、今はお互い声をかけあいながらプレーすることができるようになった。工藤主将は「足を生かした攻撃と固い守備で優勝したい」と話した。工藤主将が話すようにことしのチームの武器はスピード。体が小さい選手が多いものの走塁への意識が高く、常に全力疾走を心がけていて、攻撃中は常に相手にプレッシャーをかけつづける。また、練習時間の半分以上を守備練習に割いていて固い守りで大量失点は許さない。5校連合だが連携した守備で守り抜き、頂点を目指す。