約8ヵ月体内に管を置き忘れ 秋田大学の付属病院で医療ミス

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 秋田市の秋田大学医学部付属病院は、2018年9月に腹部疾患で手術をした患者の体の中に体液などを外に出す際に使う『ドレーン』と呼ばれる管の一部を約8カ月間、置き忘れるミスがあったことを発表した。病院は2019年5月に摘出手術を行い、患者は快方に向かっている。

 秋田大学医学部付属病院では2018年9月、腹部の疾患で入院した患者の手術を行ったところ、長さ20センチ、太さ約8ミリのシリコン製のドレーンを体の中に置き忘れた。

 置き忘れはこの患者が、ことし5月に経過観察のため受診した外来診療でCT検査を受けた際に判明し、病院では患者や患者の家族に説明・謝罪した上で摘出手術を行いドレーンは無事に取り出された。患者の手術後の経過も良好。

 病院によると開腹手術などを行う際は手術室内でレントゲン撮影し器具の置き忘れなどがないか確認することになっていたが、手術直後に撮影したレントゲンに加え、術後に外来診療で4回レントゲン撮影をした際も病院は置き忘れに気づかなかった。

 病院では手術中の医師同士の確認を徹底するほか、安全管理講習を行って再発防止を図っていくとしている。