広島の「被爆カンナ」長崎から思いを宇宙へ届ける

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原爆で荒れ果てた広島で真っ赤な花を咲かせた被爆カンナが語り継がれています。

その物語を国の内外で発信する女性が全国の学校や保育園と連携して、カンナの種を宇宙に届ける壮大な計画を進めています。

子どもたちが手に取るのはカンナの苗です。

長崎市の長崎精道小学校の6年生たちが鉢に植え、これから育てます。

そして、種を取り出し2020年1月にはアメリカの民間企業の事業の一環で国際宇宙ステーションに送られる予定です。

児童「とてもうれしくて楽しみです」

児童「想像できないくらいとても楽しみです。人は戦争とかで亡くなったりしたけれど、カンナの花だけどうして残ったのかなと、とても印象に残りました」

「被爆カンナ」は原爆投下後の広島で花を咲かせたといわれ、東京在住の浄瑠璃作家  橘 凛保さんが、国の内外で被爆カンナの物語を伝え続けています。

橘さんは2018年、種を宇宙に送る計画をたて、広島で被爆したカンナの球根を校庭に植えたことのある長崎精道小学校も、計画に参加してもらうことにしました。

橘 凛保さん「子どもたちも原爆は知らなくても宇宙にはすごく興味があると思います。その宇宙を知ったことから原爆のことに触れていく、そして地球の未来を考える、そういう活動になればと思っている」

橘さんは長崎市の山王神社の被爆クスノキの種も宇宙に送ることができないか、検討しているということです。