「あの災害を忘れない…」子供たちが諫早大水害を語り継ぐ劇を上演へ【長崎・諫早】

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7月20日に開かれる「諫早大水害を語り継ぐ~7月25日を忘れない」を前に、子ども達が水害に関する劇の練習に励んでいます。

諫早市の小栗ふれあい会館に学校を終えた子ども達が集まってきました。

諫早市を拠点に活動している子ども劇団「ホーリーゴースト」のメンバーです。

小学生から高校生までが真剣な中にも和気あいあいと毎週2回2時間の練習を重ねています。

劇のタイトルは「ランドセル」、諫早市出身の漫画家 山本おさむさんが諫早大水害を題材に描いた作品です。

「僕 学校行かん。昇平!行かん、こげんランドセルじゃ行かん。昇平!行かん行かん行かん」

水害で父親をなくした少年が小学校に入学する時に母親が買ってくれたのは中古のランドセル。

ランドセルも水害に遭っていたことを知り、少年は・・・「あの日この本明川が氾濫し多くの人の運命が変わりました」

昭和32年(1957年)7月25日諫早市を襲った豪雨は本明川を氾濫させ、町は流木や濁流にあふれて630人もが犠牲になりました。

昇平 役「苦しい思いとか悲しい思いとかをしっかりこめて、見る人にも感動を与えられるような演技をしたい」

子ども劇団ホーリーゴースト代表 渡邊 亨介さん「忘れてはいけないことがわかりやすく表現されている漫画だなと思いましたので、今後もこの作品は大切にしていかないといけないなと」

あの日から62年、薄れ行く教訓を風化させないようにという語り継ぐ会は7月20日に開かれ、子ども達の劇のほか水害を体験した人の話なども行われます。