世界初 新幹線バッテリー走行 JRが実験公開 災害時に安全な場所へ 三島車両所

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東海道新幹線の新型車両について、バッテリー走行の試験が、10日三島市で公開されました。

自走用のバッテリーの搭載は、高速鉄道として世界で初めてです。

2020年7月に営業運転がはじまる新型車両「N700S」には、高速鉄道として世界で初めて、自走するための「リチウムイオンバッテリー」が搭載されます。

これにより、地震などで停電しても安全な所へ移動することができます。

仲田記者

「いま新幹線の車内は非常用電源に切り替わり、エアコンも停止して停電した状態です。こうした中でもバッテリーを使ってゆっくりと走行できています」

東海道新幹線の区間で最も長い、8キロのトンネルを出られるよう設計されていて、試験では電気を送るパンタグラフがおりた状態で、時速30キロで走る様子が公開されました。

JR東海 新幹線鉄道事業本部車両部・田中英允担当部長

「長時間停電の場合に、例えばトンネル内とか橋梁上に停車した場合に、安全な場所に移動できるようになります。これにより、東海道新幹線の異常時対応能力を強化することができる」

ほかのバッテリーを活用し、停電した時にもトイレが使えるようにするなど、JRは今後も非常時の安全確保に取り組みたいとしています。