玄海原発3・4号機 住民の“運転差し止め”請求を棄却 福岡高裁「安全性に欠ける根拠なし」

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佐賀県の九州電力玄海原子力発電所をめぐり、住民らが運転差し止めを求めていた仮処分の抗告審で、福岡高裁は10日、住民側の請求を退けました。

この裁判は、佐賀県の玄海原発3・4号機をめぐり耐震設計の基準が過小評価されているなどとして、住民が九州電力に対して運転停止の仮処分を求め、一審の佐賀地裁は住民側の訴えを退けていました。

住民側は、耐震性などに加えて火山のリスクを新たに主張し即時抗告していましたが、10日福岡高裁は耐震性などについて一審の決定を支持。

巨大噴火についても「発生の可能性が相応の根拠を持って示されない限り、安全性に欠けるところがあるということはできない」として、住民側の請求を棄却し差し止めを認めない決定をしました。