村議会 報奨金決めるも…猟友会"不備"指摘 「新人の助成金書かれてない」島牧村クマ対策 北海道

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 2018年、クマ騒動に揺れた北海道島牧村。6月の村議会でクマ対策のパトロールの報奨金などを定めた条例の改正案を可決し13日、猟友会に説明しました。

 しかし、報奨金や傷害保険などに対し、見直しを求める声が相次ぎました。

 道猟友会島牧分会 高島紀彦会長:「去年の要綱通りの条例にして頂きたい。新人教育(春クマ駆除)の助成金が書かれていない。あえて危険な所に行くのに仮に死亡事故があって、保険金300~500万円で残った家族は暮らせるのかな」

 2018年のクマ騒動では、村の要綱に基づき、ハンターに報奨金が支払われました。

 その後、村は報奨金などを要綱ではなく「条例」で定めることにし、1月に年間の報奨金の上限を決めた条例を制定。

 さらに6月の村議会では、ハンターに支払う1時間あたりの報奨金を決めた改正案を可決しました。

 しかし13日の説明会で、猟友会からは緊急時と通常時の報奨金の設定があいまいなことや、若手ハンター育成の助成金が盛り込まれていないことなどが指摘され、見直しを求められました。

 島牧村 藤澤克村長:「双方(猟友会と議会)の意見を聞きながら条例を直していくしかない」

 村はクマの侵入を防ぐ全長6キロに及ぶ電気柵の設置を、6月にも始めることにしています。

 14日時点でクマの出没情報は18件と、2018年の2.5倍にのぼっていて、条例の整備が急がれます。