2歳女児衰弱死事件 上半身にやけど痕…熱湯かけられた? 厚労省"48時間ルールの徹底を"

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 札幌市で2歳の女の子が衰弱死した事件で、女の子の上半身の広い範囲に、やけどの痕があったことが分かりました。今回の事件を受け、厚生労働省はルールの徹底を求めました。

 この事件は、札幌で2歳の池田詩梨ちゃんが衰弱死し、母親の池田莉菜容疑者(21)と、交際相手の藤原一弥容疑者(24)が逮捕されたものです。

 その後の取材で、詩梨ちゃんの上半身の広い範囲に、やけどの痕があったことが分かりました。

 肌がただれていることから、熱湯をかけられるなどした可能性があります。

 また、池田容疑者の通報で消防が駆けつけた時、藤原容疑者は自宅にいましたが、警察官が到着したときには姿がありませんでした。

 藤原容疑者は19時間後に、勤務先の近くで逮捕されていて、警察は藤原容疑者が犯行への関与を隠そうと逃げた可能性があるとみて、追求しています。

 今回の事件を受け、厚労省は14日、全国の児童相談所長を集めた緊急会議を開き、改めて48時間ルールの徹底を求めました。

 根本厚労相:「子どもたちの悲痛な叫びと、SOSを見逃してはなりません」

 事件では、札幌市児童相談所が、虐待通告があった後48時間以内に子どもの安全確認ができなければ、立ち入り調査を行うとした、国のルールを守っていませんでした。

 札幌市の秋元市長は、14日の会見でこのルールを徹底するため、児童相談所の中に特別チームをつくるよう検討を始めたことを明らかにしました。

 また、事件では札幌市児相と北海道警察の言い分が食い違うなど、情報共有が課題となっています。秋元市長は17日、道警本部長に面会し、今後の情報共有の強化に向けた協議の場を設けるよう求めるとしています。