経済損失850億円超!?地上イージス配備で秋田県は同様損失ないとの見解

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 ポーランドの都市がまとめた「イージス・アショア」の配備によって850億円余の損失があるとした報告について、秋田県は13日、秋田市では同じような損失は見込んでいないとの見解を示した。

 米軍はポーランド北部・スウプスク市のレジコボ基地にイージス・アショアの配備を進めていて、2020年から運用が開始される。

 県は13日、スウプスク市が配備による経済への影響についてまとめた報告書を秋田県議会に示した。

 報告書では約261億円の利益が見込まれるとされた一方で、約858億円の損失があるとされている。損失の内訳は基地の敷地が投資目的などで利用できなくなったことによるものが約645億円。建築制限によるものが156億円などとなっている。

 これについて県は新屋演習場は国有地で民間利用による利益は見込めないとしたほか風車などの建築制限が示されていないなどとして仮に配備された場合スウプスク市と同様の損失は考えられないとの見解を示した。

 その上で「配備・運用の全体像が明らかになっていない中正確な影響を調べるのは難しい。今後建築制限などが課された場合は改めて検証する」と説明した。

 このほか県は防衛省から再説明された際、どういった部分の検証が必要かリストアップし、関係部署や機関と連携できるよう準備を進めている。だたし、実際に検証するのは防衛省から真摯な姿勢で説明がされたと判断してからとしている。