誤データに居眠り…岩屋防衛相が秋田入りで直接説明へ

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 岩屋防衛相が6月17日、秋田県を訪れることが分かった。地上配備型ミサイル迎撃システム「イージス・アショア」の配備計画を巡る調査資料のデータを誤った問題について自ら説明し、改めて配備に理解を求める見込み。

 イージス・アショアの配備計画を巡っては防衛省が5月、秋田県と秋田市に新屋演習場の調査結果を説明したが、他の国有地の検討の過程で誤ったデータを使用していたことが後になって分かった。

 そして住民向けの説明会では出席した職員が居眠りしたことも重なり、批判の声が相次いで紛糾した。

 こうした防衛省の対応に対し佐竹秋田県知事は「話しは振り出しに戻った」と強く批判し、防衛省から提示されている県有地の売却について「検討段階にない」と突き放している。

 また秋田県議会では、安倍首相や岩屋防衛相宛に「防衛省の誠意ある対応を求める」とするものと「配備計画の撤回を求める」とした2つの意見書案を議員が提出したほか配備撤回などを求める市民からの請願合わせて5件が審議されている。

 高まり続ける防衛省に対する不信感…

 こうした事態を受け、岩屋防衛相は6月17日に秋田入りし、佐竹知事と秋田市の穂積市長と面会する。

 これまでの調査の経緯などを説明し謝罪するほか、改めて新屋演習場への配備に理解を求めるとみられている。

 佐竹知事と穂積市長は3月に岩屋防衛相と面会するため防衛省に出向いたが、国会の審議の関係で会えなかった。岩屋防衛相就任後、公式の場で初の面会となる。