宮城県沖地震から41年 県や消防、自衛隊そして、自宅でも…各地で大規模な地震を想定した訓練

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宮城県内で27人が犠牲となった「宮城県沖地震」から、6月12日で41年です。防災意識の向上を目的に、県内各地で大規模な地震を想定した防災訓練が行われてました。

緊急地震速報

「強い揺れがきます」

職員

「地震がきます。身を守って下さい」

午前9時から始まった県の防災訓練では、三陸沖を震源とする最大震度7の地震が発生し、大津波警報が出されたとの想定で行われました。

12日の訓練には県の職員や消防、自衛隊など95の機関から約3000人が参加し、情報収集や各機関との連携を確認しました。

また今回は、他県からの応援職員や支援物資を円滑に受け入れるための、人員調整の訓練も初めて行われました。

県総務部危機対策課 伊藤哲也 課長補佐

「災害というのは、いつどこでも起こりうると改めて心に刻んで、災害への備えを万全にしていきたい」

仙台市青葉区に住む、渡辺欣嗣さん(30)。

12日、友人2人を自宅に招き、初めての「シェイクアウト訓練」に参加しました。

シェイクアウト訓練とは市民の防災意識の向上を目的として、学校や職場、自宅などで誰でも参加できるように、おととしから仙台市が始めた取り組みです。

訓練の内容は「姿勢を低くして、頭を守り、揺れが収まるまで動かない」。

「地震です、地震です」

午前9時、訓練用の地震速報に合わせて訓練が始まりました。

机の下に潜り頭や身を守ります。

渡辺欣嗣さん

「自宅で地震が来た想定をしてみると、意外とどうすればいいのか分からないとか、何も準備していないなと気づくことが多くて、やってみて初めて思うことがありました」

その後、自宅からの避難所へのルートの確認や、自宅内の家具がきちんと固定されているかの確認をしていきました。

渡辺欣嗣さん

「日常生活での訓練を習慣づけることをしておかないと、何かあったときに自然に対応できないかもしれない。こういう形でやるきっかけがあると、意識するきっかけになるのかなと思います」

こちらの会場では、北海道胆振東部地震で起きた大停電「ブラックアウト」について考えるセミナーが開催されました。

地震発生後、約11時間、全域で停電となった北海道では電力からの情報提供が遅れたため、早期復旧に影響が出たということです。

この時の教訓から、総務省では災害時における通信・放送事業者と電力会社などの連携強化を強く呼びかけています。