憲法改正をめぐり…軍隊を持たない国 コスタリカに学ぶ

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軍隊を持たない国コスタリカの事情を知り、改めて日本の平和憲法について考える講演会が11日、長崎市で開かれました。

講演したのはコスタリカ在住の弁護士ロベルト・サモラさん(37)です。

2003年、当時の大統領がイラク戦争を支持した際、大学生だったサモラさんは「平和憲法を持つ国の大統領が他の国の戦争を支持するのは憲法違反」と大統領を訴え全面勝訴を勝ち取っています。

コスタリカは憲法で軍隊をなくし、軍事費を教育費に回したほか、医療費も無料という政策をとっています。

会場からの質問「周辺の国から脅威を受けたことがないのか?」

会場からの問いかけに対しサモラさんは、2010年に隣国 ニカラグアが侵攻してきた時国際裁判所に訴えることで平和的に解決できたと語りました。

コスタリカの弁護士 ロベルト・サモラさん「一人の死者も出さず、一発の銃も撃たずに、全くお金も使わずに勝利したことになります」

武器を取って戦うのは愚かしいとするサモラさん、憲法改正に意欲を示す安倍政権の動きに対して参加者は改めて平和憲法の大切さをかみしめている様子でした。