「4票差」で明暗…大阪市議選「票の数え直し」 ”結果は変わらず”も「票のミス」が発覚

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17日午後3時40分過ぎ。

4月、大阪市議会議員選挙に当選した大阪維新の会の海老沢由紀さんのもとに、選挙管理委員会から、得票に関する電話が…

【大阪維新の会 海老沢由紀 大阪市議】

「はい、どうもありがとうございます。失礼いたします」

Q:電話の内容は?

「結果は変わらずということで。ようやく決まったので、これで仕事に打ち込んで行けると」

投票用紙の再点検の結果、これまでの結果どおり海老沢さんの当選が改めて確定しました。

4月行われた大阪市議会議員選挙。東成区では定数3を4人が争いました。

当選と落選の明暗が分かれた2人の候補者は大接戦になりました。

維新の新人・海老沢由紀さんが「6940票」で初当選を果たしましたが、涙を飲むことになった公明の現職・則清ナヲミさんは「6936票」とその差は「わずか4票」でした。

すべての投票の中で無効と判定された票は「694票」ありました。

大阪市では、候補者名が正しく書かれていない票についてどのような場合が無効になるかは、選挙管理員会の判断にゆだねらています。

【落選した則清ナヲミ元市議】

「きちんとしてくださっているとは思います。ただ、無効となった票の中にも、何か私に対する一票につながるものがあるのではないかという期待もあるのは事実です」

則清さんは票の数え直しの申し立てを行い、先週、約3万4000票の再点検が行われました。

5月17日、大阪市選挙管理委員会は、数え直した結果を最終的に決定する会議を開き当選の確定を行いました。

有効票となっていた海老沢さんの票に「ハートマーク」が書かれていたことから、この票が無効になり海老沢さんの票が1票減ることに…

しかし、則清さんの票の中に他の候補者の票が紛れ込んでいたため、当初の確定票から1票マイナスとなりました。

結果は変わらなかったものの、数え直すことで、票の数え方のミスが発覚しました。

【大阪市 行政委員会事務局 堀映子 選挙部長】

「有権者の思いがちゃんと票のほうにあらわれていないということで非常にもうしわけなく思っています。こういうことがないように指導を徹底してきたいと思ってます」

【”改めて当選した”海老沢由紀 大阪市議】

「身に染みて、1票、2票3票、4票で当選させていただいたので、そこは本当にしっかりかみしめて、これからも一人一人と向き合って市政の仕事をしていけたら]

一方、落選した則清さんは、「結果につきましては厳粛に受け止めています。

正確な開票結果を求めるという異議申し立てには一定の意義があったと考えます」とコメントしています。